InterSysetms IRIS 管理の基本

InterSystems IRIS® data platform の基礎と、システム管理者が製品のライフサイクルを通じて一般的なタスクを実行するのに役立つツールをご紹介します。

このコースを修了すると、通常の操作やトラブルシューティングにインターシステムズのドキュメントを読めばわかる程度の知識が身に付きます。

1.

2.

3.

4.

5.

6.

7.

8.

9.

10.

11.

12. 次は?


1.

はじめに、InterSystems IRIS 概要と、その基盤となる基本アーキテクチャについてご紹介します。

  • InterSystems 製品のアーキテクチャ概要 ~ネームスペースとデータベース~




日本語字幕ありの英語ビデオもあります

ビデオ(英語):Integration overview:Receiving and Routing Data in a Production

日本語字幕ありの英語ビデオもあります

ビデオ(英語):Exploring Multiple Data Models with Globals


2.

InterSystems IRIS では、製品をインストールする場所を選択できます。InterSystems IRIS のインストール、インスタンスの起動と停止、基本設定、およびアプリケーションに必要な場合は Web サーバのインストール方法について説明します。

コンテナ

InterSystems IRIS コンテナ・イメージからコンテナを開始する方について説明します。

✅ Docker コンテナ版 InterSystems IRIS data platformの勧め


✅ InterSystems コンテナレジストリの使い方とコンテナ開始までの流れについて


✅ まずはコンテナを動かしてみよう!~コンテナ版IRISで新機能を試す方法のご紹介~


ご参考:コンテナとIRISについてのYouTubeプレイリスト(日本語)

英語ビデオもあります

  • [ビデオ(英語):Docker Containers and InterSystems IRIS

    このビデオシリーズでは、Docker コンテナとその用途を紹介し、InterSystems IRIS® deta platform と組み合わせた場合にいかに効果的であるかを紹介します。また、コンテナが継続的インテグレーション、継続的デプロイメント(CICD)アプローチにどのように適合するかもご覧いただけます。

  • [ビデオ(英語):Run InterSystems IRIS Community Edition Using Docker

  • [ビデオ(英語):Kubernetes Overview

    複数のホストにまたがるコンテナのデプロイをオーケストレーションするためのオープンソースプラットフォームである Kubernetes についてご紹介します。InterSystems Kubernetes Operator により、InterSystems IRIS® data platform のユーザは、InterSystems IRIS アプリケーションのデプロイメントにおいて Kubernetes のメリットを享受することができます。

ライセンス


3.

最初に、ネームスペースとデータベースを作成し、基礎となるデータ構造とどのような関係があるかを学習します。次に、構成パラメータ・ファイル(CPF)、メモリ、およびアラートの構成を学習します。

システム

英語ビデオもあります

ビデオ(英語):Configuring the InterSystems Web Gateway

ネームスペース


英語ビデオもあります

ビデオ(英語):Creating Namespaces and Databases

データベース


4.

セキュリティの構成と管理に役立つ製品内のツールと認証オプションを使用して、ユーザーとロールを設定します。

概要

▶日本語字幕
InterSystems のオンラインコース開発者のデレクです。このビデオでは、InterSystems 製品のシステム管理の観点からシステム内のユーザとロールを管理する方法についてまとめます。また、セキュリティのトピックとして、アセットとリソースの 2 つのシステム管理トピックについても簡単にご説明します。もしこの用語を聞いたことがない場合は、まず他のコンテンツなどで調べて用語に慣れておくことをお勧めします。
システムにおけるアセットとは、データ、コード、サービスなど、InterSystems IRIS システムにあるすべてのものを指します。そしてリソースは、そのアセットを保護するものです。つまり、すべてのアセットには、それを保護するリソースが存在します。そしてこれらのリソースと権限を組み合わせることでユーザに割り当てられる権限が得られます。これからシステム内にあるアセットとリソースに基づいてユーザーとロールを管理する簡単な例を紹介します。
北米の販売データベースがあり、NA_sales というリソースで保護されている例を見てみましょう。これは営業担当者がアクセスするためのものです。Jane という名前の営業担当者がいて、Jane はこのデータベースにアクセスする必要があります。このリソースを読み取り書き込み権限と組み合わせることで、例えば、NA_sales データベースから読み取りと書き込みができる権限を Jane に与えることができます。このように特権と呼ばれる他のリソースと権限を組み合わせることで、Jane が営業担当者として必要なさまざまなデータベース、コード・ファイル、サービスにアクセスするために必要なすべての権限を与えることができます。この特権の集合体をまとめてセールス担当者ロールと呼ぶことができるロールを作成することができます。
このロールの便利なところは、他の営業担当者がシステムに参加し Jane と同じ権限を必要とする場合、彼らを営業担当者ロールに追加するだけでいいということです。管理も簡単です。また、ロールが変更され、例えばある地域のデータベースにアクセスできなくなった場合、ロールからその権限を削除することができます。これと同じように、システムの別の場所に Ryan というエンジニアがいるとします。Ryan は少し Jane と異なります。Ryan は、Jane が持っているリソースとはまったく別のリソースにアクセスする必要があるエンジニアです。Ryan に必要な権限は 9、または 10 種類あるかもしれませんがソフトウェアのビルドやテストのスケジュールなどエンジニアがアクセスする必要のあるあらゆるものが必要です。Janeと同じように、権限のグループを作成してエンジニアのロールにすることができます。そして同様に新しいエンジニアがシステムに参加したときに、個別にすべてをユーザープロファイルに追加するのではなくこのロールに追加することができます。
システム管理とオーバーヘッドの観点から知っておくべき重要なことは、このようにロールを組み合わせることでシステム内にあるハイブリッドタイプのロールのオーバーヘッドを回避できるということです。例えば、私たちの会社にはセールス・エンジニアという別の社員がいます。このセールス・エンジニアは少し特殊で、エンジニアがアクセスする必要があるものすべてにアクセスしなければなりませんが、セールス担当者がアクセスする必要があるものすべてにアクセスする必要もあります。このハイブリッド・アプローチでは、セールスエンジニアのロールにすべての権限や権限グループを追加する代わりに、すでに作成されているロールをサブセットとしてこのロールに直接埋め込んだり追加したりすることができます。
これが本当に便利なのは、セールスエンジニアのようなハイブリッド・ロールを簡単にシステムに追加できるだけでなく、将来的に会社の要件、例えば営業担当者の要件が変更になり権限を削除しなければならなくなった場合でも、すべてのセールスエンジニアと営業担当者を調べて権限を取り消す必要がないことです。セールスレップのロールから権限を削除すれば、その権限はセールスエンジニアのロールに伝わります。以上、システムにおけるユーザーとロールの管理方法、およびアセットとリソースの関係について説明しました。
次に、システムの管理ポータルを参照し実際にどのように定義するのか、またユーザとロールを管理するための設定にアクセスできる場所を確認しましょう。管理ポータルのホームページから、システム管理、セキュリティの順に移動します。ここには、このビデオで説明したユーザ、ロール、リソースのページがあります。[リソース] に移動すると、InterSystems IRIS に存在するリソースのリストとそれぞれの説明が表示されます。ロールのページでは、システムに存在するすべてのロールが表示されます。
システムで生成されたロールは常に % 記号で始まります。ロールを作成する場合この文字で始めることはできません。ロールを作成すると、ボードに示した図のようにそのロールに権限を追加するためのオプションが表示されます。セールス・エンジニアの例のように、このロールに他のロールを追加するには、「メンバー」タブをクリックし、ここに追加します。最後に、ユーザ・ページに入ります。InterSystems IRIS システム内のすべてのユーザを参照できます。ユーザを編集することで、ユーザがどのような役割を持っているかを確認し適切に管理することができます。例えば、Jane のプロファイルを見ることで、例のようにセールス担当者のロールを追加することができます。プロファイルにロールを追加したり削除したりしたい場合は、ここですべて行うことができます。
まとめると、システム内のユーザとロールの管理方法を知っておくことは、システム管理の観点から非常に役立ちます。また、ユーザを追加したり削除したり InterSystem 製品のシステムの要件を変更したりする場合にも、スマートなアプローチを取ることでオーバーヘッド・コストを削減することができます。
以上、参考になれば幸いです。また、その他のシステム管理トピックやセキュリティ・トピックについて、より多くの情報を確認される場合は、ぜひ、オンラインラーニングやドキュメントページをご覧ください。


セキュリティの設定と管理

認証


5.

システムの健全性を監視し、潜在的な問題を早期に発見する方法を学びます。


6.

プロセス、ロック、ジャーナリングの管理について学習します。


7.

パフォーマンス・メトリクスを確認し、SQL クエリを特定して最適化します。次に、Enterprise Cache Protocol (ECP) がどのようにスケーラビリティを向上させるかを確認します。

システムのパフォーマンスの測定

  • Performance 101

    漠然とした「遅い」状況をどのように解決すればいいのでしょう?パフォーマンスに困ったときにどこに着目し、どのツールで調べていくか、お客様から日々ご相談をいただくカスタマーサポートから、解決に向かうアプローチの「イロハ」をご紹介しています。


以下のビデオ(英語)もあります。

SQLパフォーマンスの最適化

ECPを使用したスケーラビリティの実現


8.

ミラーリング、定期的なバックアップ、ジャーナリングによる高可用性の実装方法を学びます。

バックアップとリストア(シリーズ記事)

英語ビデオやオンラインコースもあります

  • オンラインコース(英語):Backup and Restore

    InterSystems IRIS® data platform のバックアップとリストアの方法、および効果的なバックアップ戦略の設計について説明します。

    前提学習または経験:管理ポータルおよび InterSystems IRIS の一般的なアーキテクチャについての理解が必要です。

    学習目標 このコースを修了するまでに、以下のことができるようになります:

    • 外部バックアップ・ソフトウェアまたは仮想マシンのスナップショットを使用して、InterSystems IRIS 内をバックアップする利点と欠点を識別する。
    • サイトの効果的なバックアップ戦略を設計する
    • 外部ツールを使用した InterSystems IRIS のバックアップとリストア

    このオンラインコースは実際の演習は含まれていません。

ミラーリング


ジャーナル


9.

アップグレード・ガイドおよびリリース・ノートを使用して、InterSystems IRIS をアップグレードする方法をご紹介します。


10.

エラーの早期発見や問題の迅速なトラブルシューティングに役立つ多くのツールについてご紹介します。

アプリケーションエラーログ

英語ビデオやオンラインコースもあります

SYSLOG

英語ビデオやオンラインコースもあります

トラブル時の情報収集

記事+日本語ビデオ:【IRISベース】トラブル発生時の情報収集方法(IRIS / IRIS for Health / UCR 編)


※ 問題が解決しない場合は、システムはそのままで「診断レポート」または「^SystemCheckまたは^Buttons」を実行し、インターシステムズのサポートセンターまでお問い合わせください。


11.

あなたのスキルを総動員して、基本的なシステム管理作業を実際にやってみましょう。


12. 次は?

学習を継続する場合は以下のリソースが最適です。

results matching ""

    No results matching ""